一人暮らしにかかる費用と節約術

一人暮らしにかかる費用と節約術

大学を卒業し、この春から社会人として新生活を始める方々にとって、これからやっと一人暮らしを行える、という人も多いのではないでしょうか。大学は下宿していた、という人でも、全ての費用を自分自身で賄う一人暮らしは初めてになるでしょう。これまでは家賃は親が払っていた、なんてこともありますよね。

 

ただ、そこから気になるのは一人暮らしの費用はどのくらいかかるか、です。お金を自由に使えるようになりますが、その反面自由に使い過ぎて「お金が足りない」なんて事態に陥ることもあるかもしれません。

 

ですので、一人暮らしをする際にどのくらいのお金がかかるのか、それぞれの費用はどうすれば節約できるのかを紹介していきたいと思います。

 

●20代、30代の平均年収はどのくらい?
費用には家賃、食費、光熱費などなどがありますが、それらの費用を見る前に、費用を支払うためのお金、つまりは年収がどれくらいあるのか、一人暮らしをする20代や30代の方の平均年収を見ていきましょう。
20代は大体月20万円から25万円が平均で、360万円前後になります。30代になるとぐんと高くなり、男性は480万円、女性は380万円くらいになります。女性が100万円近く低くなっているのは、ちょっと納得できないですね。
それはともかく、これから紹介する諸費用はこの年収から支払わなければならないので、この値段を絶対に超えてしまわないように注意する必要があると言えるでしょう。

 

●家賃の平均費用
まずは、家賃についてです。家賃は地方だと平均で6万円前後、都内や地方の中心都市などでは8万円前後と言われています。
一般的には、無理なく住むことのできる住宅の家賃は、給料の手取りの3分の1くらいが適正価格だと言われています。手取りが20万円くらいならば、6万円から7万円の間が丁度いい価格と言えますね。
また、それくらいの値段の一人暮らし用の部屋は、間取りが1Kになるのがほとんどでしょう。1Kは玄関から廊下にすぐ繋がり、キッチンやトイレ、お風呂が通路の両サイドにあり、奥に一つだけ部屋が広がっているタイプの間取りですね。
これ位だと都内の場合だと広さが22uとなっているので、都内になると家賃の割には狭くなる傾向にあります。

 

・家賃の節約術
家賃を節約するにはズバリ、安いところに住むしかありません。ですが、立地がいいのに極端に安い部屋は訳アリ物件や、欠陥がある部屋であることが多く、リスクがどうしても高くなります。
かといって、安い住宅を探すと会社から離れている場所にある場合も多く、家賃は安くなったのに、交通費などが加算してしまうこともありますし、恋人を家に呼ぶことが難しくなり、交際費が増えてしまう、なんてこともあります。

 

それらを踏まえて、交通費などを考え、シミュレートした上で家賃が安くなるように考える必要があると言えるでしょう。

 

●食費の平均費用
食費は生活費の中で最も高くなる可能性がある費用です。食費の平均は3万円前後と言われているのですが、実際には家賃と同等、もしくはそれ以上かかってしまう人もたくさんいるのです。
外食や飲み会などでどうしてもたくさんお金を使ってしまいがちですからね。その上、自炊をしていても、土地や近くにあるスーパーなどによっては物価が高く、あまり節約ができないということもあり得ます。
また、3万円前後に抑えるためには一日の食費を1000円以内に抑える必要があり、そうするとコンビニ弁当ばかりを食べるような生活にもなりかねませんから、健康的にもあまりよくはありません。それに我慢ばかりをするとストレスを感じてしまい、これもまた健康に悪影響を及ぼします。
実のところ、多少の余裕があれば、そこまで無理をして抑える必要はありませんが、家賃を超えてしまったり、10万円近くに食費がかかるような場合は明らかに出費が多すぎますので、そうなるのはできるだけ避けたいところですね。

 

・食費の節約術
食費の節約術は、外食を少なくし、冷凍食品を活用するのが一番だと言われます。また、お米は自分で炊くことも有効です。特に男性は、お腹いっぱい食べたい人も多いでしょうから、お米は自炊して、お米でお腹を膨らませるのが一番ですね。

 

●水道代の平均費用
水道代は、平均が3000円前後となっています。よっぽどお風呂に入る人でなければ、ほぼ平均値になります。そもそもの料金も低いですし、無駄に使う機会もそこまでないので、水道代はそこまで気にする必要はないでしょう。
なお、水道代で最も高い割合を占めるのはトイレです。次がお風呂で、次いでキッチンとなっています。トイレが最もお金がかかるのはちょっと意外ですね。

 

・水道代の節約術
さて、水道代はそこまでお金がかかるものではありません。ですが、水道代の節約も可能で、しかも容易に行うことができます。
洗濯機を節水タイプにしたり、アマゾンでも2500円くらいで購入できる「水洗トイレ節約器ロスカット」というものを買って設置したり、節水タイプのシャワーヘッドを購入したりして、それらを使用するだけです。とても簡単ですし、初期費用もあまりかかりませんね。
他には水道の元栓を少し締めるという手段もありますが、こちらはちょっと締めるだけでも結構不便になりますので、ほどほどにしなければならず、その調整が面倒です。それならば、上記に挙げた物を購入したりした方が楽です。

 

●電気代の平均費用
さて、次は電気代です。電気代の平均は3000円から8000円と水道代と比べるとかなりの幅があります。季節によってクーラーや暖房が必要になるので、それがかなりのウェイトを占めてしまいます。
また、パソコンも消費電力が大きく、かなりの電気代を必要としますので、つけっぱなしは避けた方がいいでしょう。
・電気代の節約術
電気代の節約ならば、クーラーを切らずにつけっぱなしにすることや、照明をLED照明に変えたり、冷蔵庫の温度調整ダイヤルを「強」から「弱」に変更するなどの方法があります。
他にはこまめに電気を切ったり、使用していないプラグは抜いておくなども効果的ですね。
電気代に関しては、地球温暖化やら節電やらのおかげで、様々な節約方法が紹介されていますので、それらを参考にして見るといいでしょう。
ただ、電気代の節約で最も重要なのは「契約時のアンペア数」です。アンペア数で基本料金が決まりますので、自身のライフスタイルに合ったアンペア数を選ぶようにしましょう。

 

●ガス代の平均費用
ガス代の平均は3000円から6000円です。しかし、このガス代の幅は、ガスの種類によって左右されます。
公共料金のために費用が一律の都市ガス、業者がそれぞれに値段を決める、プロパンガスの蓋種類がありますが、プロパンガスは都市ガスよりも高い料金になる傾向にあります。
しかも、料金ぐらいにしか差が無く、普段使う分にはどちらも大差はありません。つまりは、そのことを知らずにプロパンガスを使用していると、無駄にお金を支払うことになってしまいます。
新しい物件を探す際には、必ず都市ガスを選ぶ方がおすすめですね。
・ガス代の節約術
ガスの節約術ですが、こちらは先ほども紹介した節水シャワーヘッドが有効です。単純に水の出る量を減らせるので、ガス代も安くなるという仕組みです。
また、冬場であっても洗い物にお湯を使わないようにしたり、給湯器は必ず使うときだけONにしてそれ以外はOFFにしておくのも効果的です。無駄なガスを使わないように心掛けることが、ガス代の節約に繋がります。

 

●電話代の平均費用
次は電話代です。電話はスマホとガラケーの二種類がありますが、スマホは7000円前後、ガラケーは3000円前後が平均だと言われています。
スマホは料金がかさむ反面、人付き合いを円滑に行えるコミュニケーションツールになりますので、新生活を満喫するためにも欠かすことはできません。なので、節約のためにガラケーにするのは、利便性などから見てもどうしてもリスクが大きくなってしまいます。
なお、スマホを使用する場合に注意すべきことはゲームの課金です。ゲームはたしかに面白いものが多いのですが、自由にお金が使えるからと言って課金をし過ぎると、課金破産に繋がる恐れもありますので、注意しましょう。
・電話代の節約術
電話代を手っ取り早く節約したいのであれば、格安SIMを使うのが一番です。ただ、新たに格安SIMを使おうとするのは、ちょっと難しく、初心者にはハードルが高いとも言われています。
それ以外には至極単純に電話をしないことです。電話料金は無駄に高いので、電話をするのであれば、無料電話ができるアプリなどを使用した方が、節約に繋がります。

 

●ネット代金の平均費用
ネット代金は6000円から7000円くらいが平均です。回線の料金とプロバイダ料金の合計になりますが、その他にも初期費用や月額のプランなどが用意されており、それらに加入して料金が加算することもあります。
・ネット代の平均費用
ネット代は、ポケットWiFiなどの割安プランを使用すれば、節約ができます。それならば、どれだけ使っても値段は一律ですので、お得になります。

 

●交際費の平均費用
交際費は20000円くらいが平均です。どちらかと言えば、男性の方が高く30000円くらいになる方もいらっしゃるようです。
逆に、女性の場合は男性の奢ってもらえば交際費は極端に抑えることができ、出費がほぼゼロで楽しむことができるでしょう。
また、会社などの飲み会の後の二次会などにかかる費用も交際費の一つですね。
・交際費の節約術
交際費の節約術としては、デートの回数を減らすか、自宅でのデートを増やしたり、宅飲みをするなどの工夫である程度は何とかなります。
飲み会の場合は二次会はすっぱりと行くのをやめましょう。正直なところ、二次会は大体誰もが酔っぱらっているので、誰が来たか誰が来なかったか、付き合いがいいか悪いかなども特に気にしないので、行かなくても特に問題のないことが多いです。

 

●服代の平均費用
服はそれぞれの好みが強く反映されます。ブランドものが好きであれば何十万円にも膨れ上がることがありますし、ユニクロなどでもいいのならば、5000円くらいでもなんとかなります。
ただ、ブランドものを集めると、流行り廃りを追いかけてしまいがちで、服屋の術中にはまって散々お金を搾り取られることになりますので、ほどほどにした方がいいかもしれませんね。
・服代の節約費用
節約方法としては、単純に安い服を着まわすのが一番です。センスが良ければ大抵の人はブランドなんか気にしません。
また、服を購入する際に気を付けるべきこととして真っ先に挙げられるのが「衝動買い」です。
衝動買いで買った服は、9割近くがタンスの肥やしになります。無駄です。ですので、無難に着こなしやすい服を季節ごとにまとめ買いをするのが、一番の節約術ですね。

 

●貯金について
さて、上記に挙げた費用を支払った後のお金は、そのまま貯金をする人が多いでしょう。ただ、そのまま全額が貯金されるよりかは、ある程度は趣味に使うことも多いので、実際には貯金は毎月平均で3万円前後が相場と言われてます。
そのため、20代では200万円、30代では460万円、40代では500万円くらいが貯金されていると言われています。
中には全く貯金もしない人もいますが、それは極端な例です。
貯金はできるだけしておいた方がいいので、こちらの貯金額を目安にして、それぐらいはお金を貯めておけるように心掛けておくといいでしょう。